VMのクローン作成
ESXi4にて、仮想マシンを作り、ubuntu 9.10 serverをインストールしてみた。
VMware Toolsまでインストールしたので、これを複製して他の仮想マシンを作ることにしようかと思ったのだが、さて、仮想マシンのクローンはどうやってやるのやら。
VMware ServerやVMware Playerなら仮想マシンの実ディレクトリごとコピーしちゃえばいいので簡単なんだけど、ESXiではそんなことできなさそうだし...
ということで、いろいろ調べたところ、VMware vCenter Converterというツールを使うのが一番簡単らしいことが判明。
ということで、ひとまずダウンロードしてインストールしてみた。
メニューから「Convert Machine」をクリックすると、何から何へ変換するかを選択する画面が表示される。
この画面で、VMware Infrastructure.... を選択して、ESXiサーバのアドレスと管理者パスワードを指定して先に進むと、ESXiサーバ上に存在しているVMのリストが表示される。
このVMが起動中のものは選択しても、先に進めない様子。
次に、このVMをどのサーバに複製するか決めるが、同じサーバに複製するので、先ほどと同じIPアドレスとパスワードなどを入力して先に進むと、複製先での仮想マシン名とどこに保管するかを決める画面になる。
より詳細な設定を実施できる画面が表示される。
今回は複数の仮想NWに接続されている仮想マシンを複製したのだが、2つのNICがどちらも同一NWに接続されるようになっていたので、ここだけは設定を変更して、先に進んだ。
最終的な確認画面がでるので、問題なければこのまま先に進む。
このvCenter Converterを実行しているPCを経由して仮想HDDなどをコピーしている様子で、結構な時間がかかってしまうことがわかった。
できれば、GbEでESXiとの接続をしているPCから操作した方がいいのかなとも考えたが、左下に「Transfer Rate」という箇所があり、これが現状のスループットなのか、帯域圧迫しないように控えている数字なのか、ちょと疑問。
複製が完了すると、上図のようにCompletedとなって、終了。
大きめのHDD容量の仮想マシンを複製するときは、ちょっと考えないといけない感じ。